.NET Core 2.0をVisualStudio2017へ導入する

VisualStudio2017 Update3がリリースされました。同時に、.NET Core, .NET Standardも2.0がリリースされました。

Core 2がリリース、.NET Standard 2.0をサポート

https://www.infoq.com/jp/news/2017/08/netcore2-sdk

.NET Frmaework4.6.1相当のサポート、.NET Frameworkとの混在が可能、VBサポートなどいろいろ追加されているみたいです。少し使ってみましたが.NET Frameworkと違いがほぼ無いと思います。

早速ですが導入方法を紹介したいと思います。

VisualStudio2017をUpdate3へ更新する

まずVisualStudio2017を最新版のUpdate3に更新します。

通知センターに更新の通知が来ていると思うので、いつも通り更新します。インストー後はバージョンは15.3.2になります。

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.NET Core2.0の導入

更新後にVS標準のプロジェクトテンプレートから.NET Coreもしくは.NET Standardを選択してプロジェクトを新規作成します。現状、作成時にバージョンを選択することはできないので一度作成してから2.0を選択する事になります。VS更新で2.0が自動で入ったりはしないのでプロジェクト作成後にプロパティを表示した時の状態は以下の通りです。

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2.0を追加するためにターゲットフレームワークのコンボボックスのの一番下にある「別のフレームワークをインストール」を選択します。表示されるWbeページの一番上に書き画像の赤枠内の「.NET Core 2.0」のリンクを選択します。

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そこから、.NET Blog のページに飛ぶので赤枠内の「Download」を選択します。

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更にGithubのページへ移動するので赤枠の、SDK Installerを選択します。

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ダウンロードしたインストーラーからインストールを行います。

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インストール後にVSを再起動します。そして先ほど作成したプロジェクトのプロパティを確認します。

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それぞれ2.0が追加されているので、それらを選択して保存します。

以上、新しく発表された.NET Core2.0の導入方法でした。